東京都台東区浅草のアニマルクリニック。相愛動物病院です。

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寄生虫予防

フィラリア予防方針イメージ

犬糸状虫(フィラリア)は、蚊が媒介する寄生虫です。
犬の血液中にフィラリアの子ども(ミクロフィラリア)がいる血を蚊が吸い、その蚊がほかの犬の血を吸うときに伝染します。
犬の体に入ったフィラリアは、成長し心臓や肺動脈に寄生します。
予防法としては、毎月1回予防薬を飲ませたり、スポットタイプ、半年間有効の注射などがあります。
予防する期間は、蚊が発生している間ですが、蚊がいなくなった後も1ヶ月は予防しましょう。
フィラリアの予防薬には、ノミや消化管内寄生虫なども同時に駆除・予防できるものもあります。
詳しくは獣医師にご相談ください。

消化管内寄生虫
方針イメージ

消化管に寄生する虫のことで、その種類には線虫類、吸虫類、条虫類と原虫類とがあります。
線虫類はいわゆるミミズのようなにょろにょろとした形態をしており、その大きさは数ミリから20〜30センチになるものまであります。
吸虫類は扁平な木の葉状のものが多く、雌雄の区別はありません。(雌雄同体)
条虫類はたくさんの節が連なって1匹の虫体となり、末端が切り離される構造になっています。雌雄同体で、発育していくには中間宿主であるノミなどが必要です。
原虫類は単細胞の寄生虫で、他の内部寄生虫とは異なり、動物の体内で分裂してその数を増やしていくことが特徴です。

ノミ・マダニ予防

方針イメージ ノミやダニは春から秋にかけての、暖かい時期から暑い時期に大量に発生します。
ノミに噛まれると、かゆいだけでなく、アレルギー性皮膚炎を起こすことがあります。
また、ノミは条虫を体内に寄生させる仲介役にもなってしまいます。
定期的に予防することをおすすめします。

お薬には、塗布するスポットタイプと、飲み薬タイプがあります。

予防は大切

ペット好きの人には受け入れがたいことですが、ペットから人間へうつる可能性のある病気はたくさんあります。身近な、しかも自分のペットに寄生虫がいるとは信じたくもないことですが、大切なことは、敵となる寄生虫の正しい情報を知り、適切な予防や治療を早くすることです。病院で定期的な検査をすることで、寄生虫以外の病気も早く発見することができ、ペットの健康はもちろん、飼い主様自身も安心感を得ることができれば、より豊かな共生生活送ることができるでしょう。

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